飲食店といえば昔ながらのお店でしたら店員が伝票片手に注文を取りに来るスタイルを思い浮かべるのではないでしょうか。それが手書き伝票からハンディ端末、タブレット端末へとITの発展に伴って注文を取る手段が変化してきています。お店の形態によっては食券を購入して注文スタイルもいまだ根強いのではないでしょうか。

幸楽苑が楽天と提携してAIを搭載したデジタルサイネージを試験導入


 幸楽苑にて楽天スーパーポイントを2019年1月29日から提供することを発表した会見とあわせ、AIを搭載したデジタルサイネージ「幸楽苑 UmaAIくじ(うまいくじ)」の試験導入が実施されることも発表されました。

 UmaAIくじの主な機能は画像認識技術で来店者の顔写真から年齢及び性別を推定しておすすめのメニューを提案するそうです。また、楽天ポイントカードを導入したことで顧客データを細かく分析して、新メニューの商品開発や顧客のニーズを顕在化することに役立てるとのことです。

キリンでもAI活用によるおすすめビールの提案をテスト展開していた


 ビールで有名なキリンでもAIを活用して好みに合ったクラフトビールを提案するサービスである「ビアナビ」をキリンシティの2店舗(池袋WACCA、横浜ベイクォーター)で2018年11月8日から12月16日までテスト展開していました。

 ビアナビによるAI分析の流れは店舗にあるタブレット端末より約10問の質問に答えていき、キリンのクラフトビール4種類の中からAI分析によるおすすめ商品を提案する形となっています。

AIの活用で飲食店の在り方が変わる


 上記で紹介した企業以外にも様々な飲食店でAIの導入を模索している動きがあります。今までは顧客が選んだ商品をお店側が提供するだけの形がほとんどだと思いますが、AI活用による性別や年齢等様々な情報を分析して顧客へ商品提案できることが期待されます。

 定期的に通うお店であれば顧客自身の経験から自身の嗜好にあった商品を迷うことなく注文できますが、あまり行かなかったり初めて行くお店では何を注文したらいいか迷った経験があるかと思います。

 できれば自分にとってハズレの商品は注文したくないがどれが自分にあっているかわからない、そんな時にAIによるデータ分析から商品提案をしてもらえたら顧客にとっても商品選択に迷わないので顧客の満足度向上にも繋がることが期待されます。

 お店側としてもAIを活用することで顧客の様々な情報からデータ分析ができるため、新商品の開発や既存商品の改良、従業員の適正配置等の経営の効率化が期待できるのではないでしょうか。今後の飲食店のAI活用からますます目が離せません。

[執筆:名古屋のゴーストライター
[最新更新日:2019年3月5日]