日本と地震

この国に地震が起こらない日はない。
震度1以下の微弱な地震も含めると、先の文章も嘘ではなくなる。
本当によく揺れる国なのだ。
簡単ではあるが、地震のメカニズムと種類について解説をする。
① プレート境界地震
日本周辺では、海のプレートが沈み込むときに陸のプレートを地下へ引きずり込んでいく。 陸のプレートが引きずりに耐えられなくなり、元の位置に戻る際に起こるのがプレート境界地震だ。
② プレート内地震
プレートの内部に力が加わって発生する地震がプレート内の地震。
プレート内の地震には、 沈み込むプレート内の地震と陸のプレートの浅いところで発生する地震がある。

発生が懸念されている首都直下型地震、南海トラフ地震、東海地震。これらの地震に備えられるようにと、気象庁をはじめとする機関で多くの地震データの集積、活用が行われている。

集積される地震のデータ

気象庁では1922年01月01日から震度のデータを集積している。
現在は気象庁のホームページにて震度に関するデータをはじめ、気象、地象、水象に関する集計データを公開している。
一例として気象庁のホームページより、記事作成段階から過去1年の震度1以上のデータを月ごとに整理したデータを掲示する。

記事作成日より過去1年で合計2017回、震度1以上の地震が発生していることがわかる。震度7の地震が発生した2018年9月に至っては1か月だけで409回の地震が発生している。この震度のデータとは別に発生した地域、マグニチュードのデータと合わせて結果を見ていくと、大規模な地震に対して我々一般人もある程度の備えができるかもしれない。

ビッグデータと地震予測

そもそもこの集計は発生した地震から、今後の地震の予測をするためにも始められている。地震には発生周期があるとされており、その周期を解明することで地震の発生予測をしようというものだ。
しかしながら、過去117年にわたる集積データや、文献から得られた遥か昔の大規模地震の情報を基にしても、推測は難しい状況だ。中には、地震の予知は不可能だと述べる人もいる。地球という大規模なものを相手に考えると、集積したデータは本当に極僅かなものだと思う。
それでも、少しずつ進歩していく観測技術と、増えていく膨大な集積データは、いつか大規模な地震から多くの人を守れるのだと思いたい。

[執筆:revati
[最終更新日:2019年5月24日]