皆さん、こんにちは。
前回()は、子供用おむつと缶ビールについてのビッグデータのお話をしました。
これとは違うパターンですが、昨年、ヤフーが面白い記事を掲載していました。

図をご覧ください。赤青2つの折れ線がよく似た動きを示しています。
青の折れ線が自民党支持率、赤が生たらの漁獲量を表しています。どちらが先なのか。自民党が元気になると、たらがよく獲れるのか、その逆なのか。意外性があって面白いですよね。この2つの間にどういう関係が存在しているのか。

でも、残念ながら、実際には、この2つを関係づけるメカニズムは無く、偶然同じような動きを示したらしいです。こういうのを、「擬似相関」と言うそうです。


(出典:「自民党支持率はじゃがいもと連動する?〜政党支持率と擬似相関〜」(Yahoo! JAPANビッグデータレポート(2018年7月18日))

ビジネスに役立つ情報とは呼べなさそうですが、こんな遊び心としか言いようのないビッグデータ分析の中から有用な情報が出てこないとも限りません。

考古学は、数多くの遺跡や遺物の類似性、共通点や相違点を拾い集め、整理する作業から成り立っています。
その中から見えてくる相関関係に基づいた分類・整理によって、時代を特定していくことになります。

仮に、類似の遺物が出てきたとしても、全体を見て、また、可能性を広げて眺めることで、偶然という要素をできるだけ排除する思考が必要です。

さて、今回は、前回までの縄文に続く時代、つまり弥生についてです。前回は、縄文人口が激減したところまでお話ししました。激減した人口は、この後どうなったでしょうか。