美しく引き締まった肉体は、性別問わず憧れの対象ですよね。
筋トレが科学として捉えられていなかった時代は、効率の悪いトレーニングで成果が出なかったり、故障に繋がることも少なくありませんでした。
時代が進んでスポーツが医学的な面から分析をされるようになると、「トレーニングは毎日行うのではなく、休息を挟んで行うことでより効率がアップする」ということも分かってきました。
科学と医学の進歩により、スポーツのトレーニング方法は進歩してきたのです。

トレーニング機器にもIoTの波

トレーニング方法の進歩と共に、トレーニング機器も進化しています。
より安全により高い効果を出せるよう、メーカーによる試行錯誤が日々行われています。
最近ではインターネットと連携したトレーニング機器も出てくるなど、その進化は目を見張るものがありますね。

大胸筋トレーニングは良いことずくめ

ダイエット目的の筋トレであれば、大胸筋のトレーニングがお勧めです。
手っ取り早く痩せるには代謝を上げることが重要で、代謝は筋肉を付けることで上がっていきます。
大胸筋は身体全体に占める面積が広い上トレーニング効果も出やすいため、代謝を上げるにはうってつけの筋肉と言えるのです。

見た目のメリットもあります。
男性であれば逞しい胸板を手に入れることができますし、女性であればバストアップが期待できます。
そんな良いことずくめの大胸筋を手に入れるのに最適のマシン、それが「スミスマシン」です。

いかにも高い効果が得られそうなマシンですね。
このトレーニング機器をさらに進化させたとも言えるマシンが、「SPORTEC2019」にて展示されました。
一見スミスマシンのようにも見える完全電子制御のIoTトレーニングマシン「Higatrec(ヒガトレック)」、どのような機能を持っているのでしょうか。

外観を見てまず気が付くのが、重りがないこと。バーの重さが機械制御になっています。このメリットについて説明員は「重りを足に落としてしまう事故がありません。また、重りのついたベンチプレスだと、力を出し切ってしまった後が怖いですよね。『Higatrec』ならバーの下限の位置も決まっているので安心です」と話します。特に安全面はよく考えられており、例えば途中で手を離してもバーはゆっくり降りてくるし、ベンチ横には緊急スイッチも配備。オブザーバーがいなくても利用できるため、学校の現場などにもオススメできるそうです。

▲重りがないスミスマシン「Higatrec」(写真は同社ホームページから)。設置代金込みで1台300万円を見込んでいます
画像引用元:MELOS

バーに加わる負荷についてはコンピュータが制御しており、利用者個人に応じた負荷が設定される仕組みです。
負荷の数値はディスプレイに表示されログとしても残るようなので、やる気に直結しそうですね。

コンピュータ制御ならではの特徴と言えるのが、データをクラウド管理できること。将来的にはトレーニングの負荷、頻度などをAIが学習して、その人に最適なメニューを提供するところまで目指したいそう。また筋肉量に応じてトレーニングできるため、屈強な男性だけでなく、高齢者、女性、子どもでも利用できるのもおもしろいところ。「先ほどは、ブースに来た高齢の女性が、10kgくらいの負荷で挑戦しました」と説明員。

蓄積したビッグデータをAIが学習することで、より効率の良いトレーンングを行うことが可能となります。
効果的なトレーニングを短時間で実現できれば、その時間を他のことに回すことができて生活も充実していきそうです。
健康に対する意識が特に高まっている現代、IT技術の導入で健康寿命を伸ばして行きたいですね。

※引用元の記事の主張と、本記事の主張内容は関係ありません
[執筆:ハル・クムラ
[最新更新日:2019年7月18日]