実績について

-他にはどのような実績がありますか?

VisionPoseはまだ発売してから1年未満である点と、開発用のキットとして販売しているので、まだ開発中であったり、我々もお客様がどのように使用しているか分からない部分があります。そのためまだ公にできる実績としてはありませんが、一緒に開発させていただいている案件がいくつかあり、今後実績としては増えていくと思います。
むしろ現時点でVisionPoseを一番使っているのは弊社だと思います(笑)
まずはミチコンPlusやKinesysバージョン3.0のVisionPoseを利用した自社製品が近日中に公開される予定なので、ぜひご注目ください。
また、お問い合わせでいいますと、スポーツ分野としてはゴルフや野球のスイングチェック、プロと自分のズレを視覚化したいなどのご相談が多いです。
他にも医療リハビリ分野や、エンターテイメント分野、工場や小売業界などさまざまな分野からご相談をいただいています。
詳しくはWebサイトを参考にしていただければと思います。


画像引用元:NEXTSYSTEM-VisionPose-

開発時の苦労

-「VisionPose」の開発時には、どういった苦労がありましたか?

苦労点でいうと、アノテーション作業におけるものが多かったです。
単純に数をこなす必要があり、多い時には2万枚もの画像をプロットしていく作業が発生するので、手と精神との戦いになります。写真には写っていないあぐらの足の先がどうなっているのかを予想したりなど、人間の目では判別しづらい隠れている部分を予想して点を打つのが難しいですね。
アノテーションあるあるとしては、通行人の関節の位置を気にし始めたり、日常生活で点が見えるなどがあります(笑)

-まさに職業病ですね(笑)「VisionPose」は買い切りの商品とのことですが、バージョンアップには対応していますか?
今のバージョンが1.4で次が1.5になるのですが、マイナーバージョンアップに関しては無償で対応しています。
メジャーバージョンアップの場合は別途ご購入いただく形になります。

-なるほど、ユーザー側でのカスタマイズも可能なのでしょうか?
オプションサービスとなりますが、教師データのカスタマイズは可能です。教師データ作成ツールとして、アノテーションツールを用意させていただいており、どこに関節があるのかをプロットしていく作業をお客様にお願いしています。根気は必要ですが、作業はツールで簡単に行うことができます。
アノテーションデータ作成は基本的にお客様にご協力をお願いしていますが、学習自体は弊社で行います。担当がおりますので、相談しつつ一緒に調整する形になります。
学習をすればするほど精度が上がるわけではなく、ある一定を超えると逆に精度が落ちることもあります。そのため弊社担当よりサポートをさせていただきつつ様子を見ながら学習させていきます。

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