QRコード決済後発のPayPayによるキャンペーンの絶大なインパクト

 PayPayとは、ソフトバンクとヤフーが共同出資し設立したPayPay株式会社によるQRコード決済で、2018年10月15日よりスタートしたサービスです。2018年12月4日に行われたPayPayでの支払額の一部ないし全額相当を還元する「100億円あげちゃうキャンペーン」で大きく注目されたことで知っている方もいると思います。

 本来は2019年3月末までのキャンペーンでしたが、実際は2018年12月13日で終了し、わずか十日間で上限の100億円相当に到達したとのことです。このキャンペーンをきっかけにPayPayを利用した人が爆発的に増えたことは想像に難くないでしょう。

QRコード決済の利用メリットとは


 PayPayはキャンペーンのインパクトで注目を浴びた面もありますが、そもそもQRコード決済を利用する本来のメリットはどこにあるのでしょうか。

①スマートフォン1台で決済ができ、財布いらずとなる
 店舗にあるQRコードを読み取って購入金額を入力するもしくは利用者のスマホにバーコードを表示してPOS端末で読み取ることで決済方法があります。そのため財布がなくともスマートフォンさえあれば決済可能なため、スムーズに会計をすることができます。

②店舗側が簡単に導入できる
 導入するための初期費用や手数料が0円(2019年1月23日現在)というメリットは店舗側にとても大きいと言えるのではないでしょうか。現状キャッシュレスの主流はクレジットカードであったりEdyをはじめとした非接触型決済ですが、手数料や導入費用が高かったりするため利用できる店舗が限られています。QRコード決済は導入コストが低い点で有利のため、購入者側が利用できるシーンが増えることが期待されます。

QRコード決済は現金に代わることができるのか

 QRコード決済の導入コストが低いことで今後は利用可能な店舗が増えてくることが予想されます。それではQRコード決済が現金に代わる決済方法となりえるでしょうか。

 クレジットカードやEdy・SuicaなどのFelicaのようにICカードリーダー端末が不要なため、新規で導入しやすい点がメリットであることから普及の可能性は高いのではないでしょうか。また、一部のQRコード決済限定にはなりますが、アプリで個人間送金ができる点について使われ方次第でキャッシュレス社会化へ向かう可能性も大いに考えられます。

 現状では飲み会の割り勘に便利などと限定的な利用法でアピールされていますが、例えば縁日の屋台とかで現金払い以外にQRコード決済ができれば購入者側の利便性もあがって面白いのではないでしょうか。キャッシュレス決済は専用端末がないとできないという固定概念を取り払ってくれる可能性を秘めたQRコード決済の今後に注目です。