みなさん、新元号あけましておめでとうございます。
令和をきっかけに、何か新しいことを始めようと考えている方、もしくはすでに始められた方は多いのではないでしょうか。
そんな筆者は、令和を記念して魚釣りを始めることにしました。

「OKグーグル。はじめての釣り」

便利な時代になりましたね。
ブラウザで検索をかけるだけで、釣りをするにあたって何を揃えれば良いか全部わかってしまうのです。
まずは釣具店に行き、道具を全て揃えました。
その次に、どこで魚を釣るのがおすすめかを検索したわけですね。
まぁ出るわ出るわ。Web上は「いつどこでどんな魚が釣れるのか」について、多すぎて整理しきれないくらいの情報であふれていました。

IT技術発展の恩恵

釣りの歴史は人類の歴史です(なんてったって縄文時代の釣り針が見つかっているくらい古い)。
きっと大昔の人たちは、釣り場や魚の情報を言葉で共有していたと思われます。
その後文字が誕生し、知識や経験を書物に残すことが可能となったことで人類の歴史は大きく発展しました。
今や、魚や釣り場に関する情報の多くをインターネットを介して世界中で共有することが可能となりました。
インターネットが発達する以前は、ベテランの釣り師や漁師しか知り得なかった情報が、今やスマホ一つで知ることができるのです。

釣りとビッグデータの関係

「情報(データ)」と「釣り」、見るからに相性が良いですよね。
ただ、「膨大な情報」がイコール「ビッグデータ」というわけではありません。
膨大な情報をどう使うか、アウトプットにこそ意味があるのです。
では釣り業界が、蓄えられた膨大な情報をどのような形で「ビッグデータ」として活用しているのか。
探すと関係するものがたくさん見つかりました。

◆【ビッグデータフィッシング】
CF信州というグループがクラウドファンディングで展開している、「釣り場の水中データを活用し、誰にでも釣れる釣りを実現する」ことを目的としたプロジェクトです。
「水中ドローンを使用して釣り場の全てを解き明かします。」

CF信州
https://cf-shinshu.jp/project/detail/455

ビッグデータフィッシング 釣り場の水中データを活用し、釣れる釣りを実現する!

船釣りの船頭さんは、時期や水温、潮目を読んで釣りのポイントを探り当てるそうです。
上記のプロジェクトが実用されれば、誰もがそのポイントを見つけることが可能になるのかもしれませんね。

◆【スマートルアーα】
株式会社スマートルアーの開発した、世界初のIoTルアーです。
センサーモジュールを搭載したルアーが水中環境や気象条件、釣り人の行動をビッグデータ化し、それを釣り人向け情報サービスとして提供していく、とのことです。

PRTIMES 株式会社スマートルアー
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000033750.html

世界初*のIoTルアー「スマートルアーα」が完成

2019年の発売予定ということで、情報が経験者の釣りの技術にどこまで迫れるのか、非常に興味がありますね。

◆【釣果記録アングラーズ】
日本最大級の釣果登録数を誇るアプリサービスです。
個人の釣果を簡単に登録できるアプリで、公開されている釣果を地域や魚種、ルアー名などで検索することが可能。
毎日更新される釣り場情報を、予め知ることが可能となっております。


釣りたい魚に狙いを定め、釣り場を決めることも容易となります。情報を見ているだけでもワクワクしてきますよね!

釣り業界の今後

データが経験を補完する事実は、以前より当サイト記事でも語らせていただいております。
ただ、「釣りは魚と人間の真剣勝負、魚を待つ時間も醍醐味」という釣り人もいます。
また、釣り場の情報が広く拡散されることで、元々人の少なかった釣り場が人で溢れかえってしまうという現実もあるそうです(マップアプリが住宅街をナビすることで起きた問題と似ていますね)。

初心者が釣りの楽しみを満喫できる環境が整うのはとても良いことですが、数が増えれば質が落ちるのが世の常・・・
ただ、ルールを知らない初心者が、経験者から厳しい仕打ちを受けて排除されていくような状況は避けて欲しいですね。
どの業界でも、初心者の排除は業界全体の衰退に繋がりますから。
経験者と初心者が仲良くできて、IT技術と釣り業界が共に発展していく形が理想的ですね。

筆者もせめて一匹は釣って帰れるよう、(暗黙のルール含めて)情報を収集して臨もうと思います。
「フィッシュ!」

[執筆:ハル・クムラ
[最新更新日:2019年5月2日]